ナンパに抵抗がある方の理由のひとつに、話しかけても会話をつなげる自信がないというのがあると思います。

 私がなぜ抵抗なく初対面の女性に声をかけて、飲みに誘えるかというと、会話が途切れて気まずくなることを心配していないからです。

 自分のトーク力に不安がなければ、ナンパの心理的ハードルは一気に下がります。失敗しても気まずい空気で終わる可能性がなくなるので、話しかけるのが恐くなくなるのです。

 実は初対面の相手とのトークは、たった一つの簡単なコツで誰でもうまく回すことができるようになります。

 今回はこのコツについて紹介します。

話題を「今」から派生させる!

 話題を「今」から派生させるというのが、初対面の相手との会話を盛り上げるコツです。
 
 初対面の相手との会話は「共通の話題」をテーマにするのが定石ですが、互いの趣味嗜好を知らない状態で、「共通の話題を探るための質問」をするのは悪手です。

 外れた場合に会話が止まりますし、相手も気を使ってしまい答えづらく、互いに気疲れする会話になるからです。
 

シミュレーション①

 例えば、あなたが映画が好きだとして、映画が共通の話題になるかを探るために「映画って見ますか?」と聞いてみましょう。

なべおつぼく映画好きなんですけど、お姉さん映画ってよく見ますか!?

女の子あ、いえ。ほとんど見ないです。。

なべおつあ。。。そうですか。。

 この気まずさったらありません! もちろんここから会話を広げることも、気まずくならないようにフォローすることも可能ですが、相手が興味のない話題を広げても楽しい会話になるかどうかは微妙なところです。

 初対面では(特にナンパのように最速で盛り上げなければ相手の興味を引けない状況においては)リスクが高すぎるのです。

 初対面の相手と話すのが苦手な人は、こうした「共通の話題を探るための質問」をしてしまい、それが何度も外れた場合に何を話題にすればいいのか分からなくなってしまうことが原因です。

 これを回避するためのコツが、「今」をテーマに話題を派生させることです。なぜなら、唯一絶対に言える初対面の相手との共通の話題は「今」だからです。

 つまり渋谷でナンパをしていたら、「今あなたと相手が渋谷にいる」ということが共通の話題となります。

 ここから「今渋谷にいると言うことは…さっきまで飲んでた」「一人で買い物に来た」「これから友達と待ち合わせ」「終電をなくして困ってた」等々、相手の状況の候補がいくつも想定でき、話題を派生させることができます。

 この中から、最も相手の状況を言い当ててそうなものを選びます。たとえば21時頃に109から一人で出て来た女性がいたら、「一人で買い物に来てもう帰るとこ」「これから友達と待ち合わせ」のどちらかの可能性が高いので、次のように会話を展開できます。

シミュレーション②

なべおつこんばんはー! お姉さんお買い物お疲れさまです! 今からどちら!?(帰るの?友達と会うの?)

女の子もう帰ります。

なべおつえー! お姉さん買い物疲れをカフェで癒していかないタイプですか!? たぶん相当歩き疲れてらっしゃるはずなんで、取り急ぎスタバでまったりしてから帰路につくプランに変更しときません!?

 共通の話題「109での買い物後、21時に出会った」ことから派生する質問を投げかけつつ、飲みに誘う話題につなげてみました。

 相手の返答パターンを想定できていれば、次の自分の発言に困ることはありません。会って速攻ナンパの意図(この場合スタバに誘う)を伝えるようにしています。

 試しにもう少し会話をつなげてみましょう。